3月8日放送の『所さんの目がテン!』では、免疫力をアップするのにはどうすればいいのかを放送したので、まとめてみました。
新型コロナ
毎日、報道されている新型コロナは、人類が経験していない微生物で、獲得免疫を持っていないため、重症化してしてしまうことがあるとのことです。
自然免疫とは
体を守るために、最前線で病原体をやっつけてくれています。
自然免疫を高めることによって、細菌やウイルスによる感染症に対抗することができ、病気になりにくいと言えます。
免疫力アップのポイントは?
①バランスの良い食事
②ストレスの軽減
③質の良い睡眠
④適度な運動です。
免疫力を上げる食べ物
野菜や果物に多く含まれる抗酸化物質だそうです。
植物が、紫外線から身を守るために皮などに多く含まれています。
ポリフェノールやカロテンが多く含まれている物です。
リンゴには、ポリフェノールが多く含まれているので、良く洗って皮のまま食べると良いです。
普段は捨ててしまう野菜の皮を水から20分煮込むとで、抗酸化物質が溶け出し、免疫力を上げるスープができあがります。
野菜の皮を取っといて煮込むだけなので、簡単にできそうですね。
免疫を上げる味噌汁のレシピ
材料2人分
・豚肉70g
・生黒きくらげ70g(サッと下茹でして下さい)
・にんにく半かけ
・だしじるだし汁300cc
・みそ16g
※豚肉ときくらげを食べやすい大きさにきり、にんにくはすりおろします。
だし汁の中に、材料とすりおろしたにんにくを入れ、温め味噌をといたら出来上がりです。
材料2人分
・じゃがいも70g
・さつま芋50g
・山芋50gだし汁300cc
・みそ16g
※それぞれの芋を1㎝くらいの角切りにします、だし汁にじゃがいもとさつま芋を入れ、柔らかくなるまで煮込みます。
次に山芋を加えて味噌をといたら出来上がりです。
食物繊維を取ることは、免疫を上げるのにとても重要なので、食物繊維を沢山とることを意識するといいと思います。
※味噌は、仙台みそがいい抗酸化物質を多く含んでいるそうです。
白みそと仙台みそを比べると、抗酸化作用は10倍仙台みその方が高いようです。
なぜかというと、仙台みそは蒸して作るためイソフラボンを豊富に大豆に残すことが出来るからです。
更に1年ほど発酵、熟成させることで抗酸化物質が多く作られるとのことです。
生活習慣から免疫力を上げる方法
入浴
シャワーで済ませる方もいるとおもいますが、浴槽で温まることで、体の血流が向上して、細胞が活性化して、免疫力がアップします。
更に免疫力をあげるには、高めの41度で15分入浴することです。
そうすることによって、体内でヒートテックプロテインというタンパク質が作られ、このことが免疫細胞の数を増やし、ウイルスの侵入を防いでくれるのです。
ヒートテックプロテインは2日間増え続けるので、週に1~2回41度のお風呂に15分入れば十分だそうです。
ただし、発熱・高血圧・心臓疾患など、体に不調がある方は注意が必要です。
また、入浴剤を入れることで、効率的に体を温めることができ、10分でさら湯と同じ効果があるようです。
ストレスの対処法
なんと、「ため息」をつくのが効果的だそうです。
心配ごとがあると、一時的に呼吸をしなくなる・呼吸が浅くなるようで、それを回復させるのが「ため息」だそうです。
4秒鼻で吸って8秒かけて吐く、これを1分間行うといいそうです。
4秒吸って8秒かけて吐く、この秒数が大事で、頸動脈にあるセンサーが刺激され副交感神経の活動が活性化されることで、ストレスが軽減するようです。
「作り笑い」もおすすめです。
緊張したり、呼吸が浅いときに人の顔はこわばって固くなっているので、「作り笑い」で顔の表情筋を緩めてあげると、顔の血流が良くなって自律神経に良い影響を与えるそうです。
1分間ほど口角を上げたり下げたりすると良いそうです。
まとめ
抗酸化物質がなぜいいかというと、食生活の乱れなどにより、活性酸素が増えすぎると、細胞を傷つけ様々な病気や老化を引き起こす可能性があるのですが、抗酸化成分は活性酸素を抑制して細胞を傷つけにくくするため免疫力アップにつながる、老化も防ぐので美容にもいいですね。
食物繊維を多く含む食材を食べることで、腸の中に酪酸菌が増えます。
酪酸は、免疫系に作用し炎症やアレルギーなどを抑える免疫細胞を増やすということが、最近明らかになった物質です。