東雲マンション4歳児転落死「上から子供が落ちてきた」高所平気症とは?

江東区にあるマンションの7階から、4歳の男の子が転落しました。

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事件概要

7日午後5時40分頃、東京・江東区東雲のマンション敷地内で、4歳の男児が転落し、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警視庁の調べによると、男児はこのマンションの住人で1人で留守番をしていたといいます。

マンションの7階にある外廊下では、捜査員が手すりなどを詳しく調べていました。

手すりの下には、お風呂で使うイスに似た踏み台のようなものが置かれていて、男児はそれに乗り誤って転落したとみて捜査しています。

なぜ事故はおきてしまったのでしょうか?

子どもの事故に詳しい技術士の森山哲さんによると、幼い子どもが1人でいる時は親を探すという行動をしやすいそうです。

部屋に親の姿がないと、ベランダや外廊下の柵などを越えて探そうとするので転落につながると指摘しています。

そのうえで、子どもの事故は何度も繰り返されており、子どもを1人にしないこと、どうしても1人にしなければならない時は、外に出られないようドアの高い場所にロックをすることなどの対策が大事だと言っています。

「高所平気症」とは?

福島学院大学(福祉心理学)の織田正昭教授によると「高所恐怖症」ではなくて、高いところが平気であるという意味で、「高所平気症」という子どもが増えているそうです。

そもそも高いところが怖いという感覚は、後天的に養われるものだそうです。

人間が高さを判断するのは、自分の目線が基準になり、マンションの高層階に住む子供たちは普段の生活で高い目線で景色を見ているので、高さに関する感覚が麻痺するといいます。

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子供は痛い目にあって危険を学ぶ

最近の公園には、ジャングルジムや滑り台といった遊具が少なくなりました。

子供はジャングルジムや滑り台で遊ぶことで、時に痛い目にあい恐怖心を抱き、高いところは危険だということを学びます。

しかし遊具げ遊ぶことが少なくなり、「危険」や「恐怖心」といった感覚を身につける機会がなくなっているようです。

そういったことが、転落事故につながる要因であると指摘する専門家もいます。

多少の危険は子供たちの成長に不可欠な要素なのかもしれません。

親御さんは心配でしょうが、時には痛い目にあうことも必要のようですね。

高いところは危険で怖いという感覚が養われるのは、4歳までだそうです。

4歳までの間に身に付いた感覚は、大人になっても引き継がれるそうです。


出典;タカオ株式会社

転落防止策

うちの子はまだ小さいから大丈夫と思っていても、子供は大人が想像しないようなことを平気でやってのけるので油断できません。

子供がよじ登る足場になるようなものは、ベランダには置かないことが大切です。

ベランダに目隠しをして、外が見えないようにするのは逆効果になり、かえって子供の好奇心をあおり、なんとか外の景色を見ようとするので危険が増すだけです。

ベランダに植木鉢やプランターを置いてるお宅も多いようですが、小さな子供がいるご家庭は避けた方が良いでしょう。

大人にとって花壇であっても、外の景色を見たい子供にとってはよじ登る道具でしかありません。

小さな子供は、想定外の行動をするということを忘れないで下さい。

エアコンの室外機の位置もなるべく柵から遠いところに置くことが必要です。

子供が勝手にベランダに出ないように子供では開けられない形状の補助錠を取り付けることが有効な手段になります。

原則は子供を一人にしないこと

転落事故が起きるケースの大半は、親が留守にしている時です。

子供は一人になると、不安になって必死で親を追い求めます。

鍵をかけてあるから安心ということではありません。

不安が動機になっていると必死さが違います。

仮に「高所平気症」ではなかったとしても、親を求める気持ちが恐怖心を上回ってしまい、高いところが怖いという感覚より、親の姿が見えないという不安の方が大きく、親にとって僅かな時間でも、取り残された子供はとてつもなく長い時間に感じるのです。

止むを得ず一人にする場合

子供が不安を感じないように、安心させてあげることが大切です。

一人にする時間ではなく、一人になる不安を取り除いてあげることが大切です。

出かける時にはすぐに帰ってくるから大丈夫だということをしっかり伝えてあげてください。

「お留守番していてね」だけではなく、何処に何をしに行って、どれくらいで帰ってくるのか具体的に話してください。

小さな子供にとって、親が何処へ行ったのか分からないというのは大きな不安要素になるので、すぐ帰るからという油断が、大切な子供の転落事故という悲しい結果を招く原因になることを肝に銘じてください。

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